ゲーマーのみなさんこんにちは。
最強陰陽師のMです。
メトロイドヴァニアが好き女子の私は、まったり探索する悪魔上ドラキュラのような緩いゲーム体験がしたく、Binary Haze Interactive社のENDER LILIESと続編のMAGNOLIAをsteamで購入しました。

然し、乙女の絵本ゲームを期待していたら、蓋を開ければ死にゲー。
- ENDER LILIES: Quietus of the Knights 2021年作
- ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist 2025年作


非常に厳しい難易度でしたが、意地で100%実績解除してやりました。
ストⅥ MR1820の私を舐めるとこうなります。
この栄光を記念してシリーズ通しての感想を記事に残すとしましょう。
「死にゲー」としての確かな手応え
シリーズを通して、ボス戦の難易度は非常に高く設定されています。
いわゆる「死にゲー」の基本である、敵のモーションを見極め、的確に回避しながらダメージを重ねる「回避主体の長期戦」が求められます。

『悪魔城ドラキュラ』のような、力押しが通用するクラシックなメトロイドヴァニアを想像して挑むと、最初は驚くかもしれません。
しかし、その分撃破した際の達成感は格別。
そう、はじめて誰かの役に立ちお給料をいただいたあの時のように。

ENDERシリーズには、プレイヤーを挫けさせない「究極の操作性」もあります。
高難易度でありながらプレイを投げ出したくならないのは、細部まで徹底されたユーザビリティの高さがあります。
要は難しくても大丈夫なように作られている
普段格闘ゲームで1フレームを争う世界にいますが、そんな私から見ても、このゲームの『判定の素直さ』や『リトライの早さ』は驚くほど優秀。
操作が上手いからクリアできるのではなく、『操作が快適だから、練習すれば誰でも上達を実感できる』作りになっています
無駄のないスキル構成: 派手なエフェクトで視覚的に楽しめるだけでなく、どのスキルも使い勝手が良く、死にスキルが存在しません。自分のプレイスタイルに合わせて多彩な組み合わせを楽しめるのが、本作の大きな強み。
抜群のレスポンス: 操作性は極めて良好で、バグもなく、自分の意図した通りにキャラクターが動いてくれます。
親切な設計: ボス戦の直前には必ずセーブポイント(休息地)が配置されており、リトライの負荷が最小限に抑えられています。
メロウな探索とアスレチック要素

激しいボス戦とは対照的に、道中のステージギミックやアスレチック(プラットフォーム)要素は、比較的マイルドな難易度に調整されています。
マップの作りも決して意地悪ではなく、理不尽な初見殺しに悩まされることはありません。
静寂な世界を歩き、アクションを駆使して地形を乗り越えていく「アスレチック要素」の楽しさは、過酷な戦いの合間の心地よいスパイスとなっています。
正に人生。
悲劇の中に一筋の希望が光るストーリー。
ENDER LILIESと続編のMAGNOLIAのストーリーは、明るい話ではないです。
然し、登場人物を適当に殺して感動させるようなクソ話でもございません。
ENDER LILIES: Quietus of the Knights
「死の雨」によって滅びた王国の静謐さと、残酷な運命が交錯する物語が胸を打ちます。
記憶を失った少女リリィが、亡霊となった騎士たちを解放しながら真実を辿る旅は、切なくも深い慈愛に満ちています。

浄化のたびに見える騎士たちの過去はどれも愛おしく、孤独な探索の果てに辿り着く結末には、言葉にできないほどの感慨を覚えました。


絶望の底で「祈り」を捧げ続けるリリィの姿に、真の強さを見出せる珠玉のストーリーです。
ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist
前作から数十年後の世界を舞台に、人間とホムンクルスが織りなす「共生」と「救済」の物語が鮮やかに描かれています。
調律師の少女ライラックが、自我を失ったホムンクルスたちの心に触れ、彼らの望みを汲み取っていく過程は、前作以上にドラマチック。

高度な魔法文明が崩壊していく中での退廃的な美しさと、機械仕掛けの命が宿す温かさに心が震えます。
新たな時代背景の中で、過去作との繋がりを感じさせる演出も素晴らしく、目が離せません。


何方の作品もボスを倒して魂を開放していきますが、登場人物にちゃんと伏線や背景が設定されております。
魂のサウンドが真世界を作っていた
「耳で聴く物語」と称しても過言ではないほど、音楽が作品の魂となっています。
プレイを終えた後も、ふとした瞬間にその旋律が耳に残り、再びあの美しい世界へと帰りたくなる日々。
そんな不思議な魔力が、このシリーズのサウンドには共通して宿っています。
間違いなくニーアオートマタ好きなに刺さる。

幻想的な調べが、過酷な探索を優しく包み込み、まるで一冊の絵本を読み進めるような没入感を与えてくれます。
↑原作↑
注目メーカー:Binary Haze Interactiveの魅力
私がトロコンまで駆け抜けた『ENDER』シリーズ。
その生みの親である「Binary Haze Interactive」について、その魅力を4つのポイントでご紹介します。

1. 2020年誕生の気鋭パブリッシャー
2020年に東京で設立されたばかりの新しい日本のゲームメーカーです。
代表の小林宏至氏を中心に、開発会社とタッグを組んで「職人魂」を感じる高品質なゲームを次々と世に送り出しています。
日本のゲームメーカーらしい細部の作り込みと圧倒的なクォリティが特徴。
- ENDER LILIES: Quietus of the Knights
- ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist
- Redemption Reapers
2. 徹底した「ダークファンタジー」への情熱
彼らの作品に共通するのは、美しくも残酷な終末世界。
絶望的な状況下で進む物語は、単なるゲームを超えた深い没入感を与えてくれます。
この一貫した世界観こそが最大の武器。
日本メーカーの欠点でもある高難易度過ぎる問題はありつつも、素晴らしい世界観をどの作品にも設定できてます。
3. 妥協のない「ビジュアルと音楽」の融合
音楽ユニット「Mili」の起用をはじめ、聴覚と視覚の両面からプレイヤーを圧倒します。
繊細なグラフィックと心に響く旋律の調和は、まさに芸術作品の域。
ニーアオートマタ何か好きな人は共感するでしょう。
4. 世界が認めるクオリティ
今や世界中のファンから「ここの新作なら間違いない」と一目置かれる、信頼のブランドへと成長を遂げています。
これは設立当初からグローバル視点で展開した成果でございましょう。
完全クリア後、どんなゲームとして心に残ったのか
ENDER LILIESとMAGNOLIAをトロコンして100%クリア後、気持ちを整理して正直に書きます。
ENDER LILIES
登場人物にちゃんと伏線や背景が設定されており、倒して魂を浄化するたびに明かされる彼らの過去や悲哀に、思わず胸が締め付けられました。

単なる敵としてではなく、かつてこの世界で懸命に生きていた者たちの物語を知ることで、より一層作品への没入感が高まりました。
ENDER MAGNOLIA: Bloom in the Mist
前作の切なく美しい空気感を見事に引き継ぎつつ、システム面での確かな進化を感じました。
ホムンクルスたちとの連携がより多彩になり、装備構成/カスタム要素や探索の自由度も上がったことで、前作のシビアな死にゲー要素から、アクションRPGとして少し間口が広くなった印象を受けました。

前作の「雨」から「煙霧」へと舞台を移し、魔法文明と機械が融合した退廃美あふれる世界観に一瞬で引き込まれました。

調律師ライラックが自我を失ったホムンクルスを救済する旅は切なくも温かく、前作を凌ぐドラマチックな展開に心が震えます。
絶望の底に光る慈愛の調べ――『ENDER』シリーズが描く、残酷で美しい物語
高難易度ゆえの達成感と、物語が放つ慈愛の光。
前作ファンはもちろん、初めてこの世界に触れる方にも、ぜひその手で「救済」の結末を届けてほしい傑作。

一筋縄ではいかない強敵たちに対処できるかがこのシリーズを楽しめるかの鍵になると思います。
それでも、絶望の雨と霧の底で見つけたこの美しい二つの物語を、歯ごたえのあるアクションと重厚な世界観を求めている方には、ぜひプレイしてみてほしいです。
私は日頃からシビアな入力や反射神経を磨いているゲーマーとしての意地もあり、今回も美しい2Dグラフィックの世界を隅々まで駆け回り、両作品ともに完全クリアを達成しました。
一切の妥協なく100%究められたこの栄光は、大きな達成感に繋がっています。
これが真のゲーム体験。steamは最高の娯楽でコンシューマー最高。
ENDER LILIES/ENDER MAGNOLIAは、PC/PS4/PS5/Switch各プラットホーム発売中。
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